温熱環境

衛生管理者試験の事前講習会にいったのですが、会場は10月にもかかわらず、暑い日でまさに“温熱環境”が悪かったですね。
湿度も高いため蒸し暑く、そんな状況で講義を聞くのは辛かったですね。
衛生管理者試験必勝問題集改訂2版

  1.  温熱条件
     温度感覚に影響する温熱条件は、気温、湿度、気流、放射熱(輻射熱)である。
    1.  気温の高低は、温度感覚を左右する最大のものである。
    2.  湿度や気流の状態で温度感覚は変わる。
      1.  温度が高く湿度も高いと気温以上に蒸し暑さを感じる。
      2.  温度が低く湿度が高いと寒冷感が増す。
      3.  風があると涼しく感じるが、非常に温度が高く湿度が高いと逆に蒸し暑さを感じる。

  2.  温熱指数
    1.  実効温度(感覚温度)とは、気温、湿度、気流の効果を総合して1つの指標で表したものである。
    2.  至適温度とは、暑からず寒からずの温度感覚を実効温度で示したものをいう。作業強度が強かったり、作業時間が長い場合には至適温度が低くなる、その他、被服、飲食物、年齢、性別、民族などで異なる。
    3.  修正実効温度とは、輻射熱にさらされる場合は、乾球温度の代わりに黒球温度を使用して修正した実効温度をいう。
    4.  TGE指数は、高温作業場の評価に用いられる。高温作業の適正範囲は、TGE指数で4,000以下である。
       TGE指数=T×G×E(T:同一人が就業中に働く職場の平均温度、G:その場の平均黒球温度、E:平均エネルギー代謝率(RMR))
    5.  不快指数とは、乾球温度と湿球温度で求められる。不快指数が70までは快適、75で半数の人が不快、80以上で大多数が不快と感じる。なお、不快指数は気流が考慮されておらず、学問的に合理的なものではない。


<参考>
  1.  気温と湿度は輻射熱を防ぐアスマン通風乾湿計で、気流は熱線風速計で、輻射熱は黒球温度計で測定する。
  2.  不快指数=0.72×(乾球温度(℃)+湿球温度(℃))+40.6
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